令和5年から「相続土地国庫帰属制度」がスタートしました。相続した土地を一定の要件を満たせば国に引き取って貰える制度です。この制度ができるまでは不要になった土地の処分方法はありませんでした。ずっと塩漬けにしておくか、不動産屋さんに頼んで安く売りに出して誰かに買い取って貰うという方法が取られていましたが、塩漬けにするにも固定資産税は毎年支払わなければいけません。また、買い取って貰うにしても都会の土地ならまだしも、過疎地の土地はそう簡単には買い手が見つからないことが多いです。結局のところ、ずっとほったらかしにな ...